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■d-8-1 日本フリーメーソンの内幕①

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2006-09-06

1997年に出版された『フリーメーソンの秘密』(赤間剛著)より引用します。
メーソンへの直撃インタビュー

フリーメーソンの実態を知るためには是非、メーソンに直接インタビューする必要がある。フリーメーソンが果たして門戸を開いてくれるだろうか? 不安だったが、ともかく再度インタビューを申し込んだ。すると思いもかけずOKの返事がきた。以前、申し込みをしてから一年目のことだった。

日本グランド・ロッジは東京・港区芝公園の旧水交社がマソニック・ビルと聞いていた。しかし、「現在建て変えている」とのことで港区虎の門の第六森ビルに出かけた。応対してくれたのは東京メソニック協会の述丈夫事務局長と三人の“高級メーソン”である。

「東京メソニック協会とは、日本グランド・ロッジ傘下の2、3の有志ロッジによって作られた団体です。昭和30年に財団法人・東京メソニック協会の正式名で厚生省に設立許可された慈善団体としての公益法人です。日本グランド・ロッジは、昭和29年の宗教法人法改定までは宗教法人として登録されていましたが、フリーメーソンは友愛団体ですから、宗教法人ではおかしい。現在、日本グランド・ロッジをはじめメーソン団体は私的な団体です」(述事務局長。32位階)

「アメリカにはメーソンは400万人いますから、2億のアメリカ人口中、およそ20人に1人の割合でメーソンがいます。フリーメーソンは秘密結社ではありません。そのように宣伝したのは戦前の軍国主義者でした。確かに一部に秘密があります。それは儀式の内容と入会者のメンバーをみだりに外部に明かさないことで、仲間うちだけにメーソンの兄弟だと通じるサインとか言葉などがあるのですね。」

フリーメーソンは個人の道徳性を高めるのが目的で、入会者の条件として、無神論者でなく、何かの超越的な神を信じ、家族を愛し、国家の合法的規約に従うという規約があります。メーソンになるには、まず二十歳以上の成人男子で、手足が不自由でない(儀式と“合図”のため)、酒を売る人は原則としてお断りするなどの規約がありますが、基本的にはジェントルマンであることが入会の条件ですね」(片桐三郎氏。某大会社役員。32位階。横浜ロッジ支部長)

説明によると入会希望者は自分から進んで、「メーソンになりたい」との意志をのべ、ロッジのメンバー2人に推薦してもらう。するとロッジからフリーメーソンの願書(履歴書・身上書)が渡され、その資料を基にロッジから別の2人が面接調査する。そして、「家族の面倒をみているか」とか「アルコール、賭博の常習者でないか」などの生活態度ほかを詳細に調べられる。しかし、実際には、「入社試験よりやさしいですよ」(片桐氏)という。このレポートにより、ロッジのメンバーが全員一致して賛成すれば入会が認められる。すると、全国のロッジに新人紹介の回状が廻るという。入会金は3万6千円、年会費が4千円と安いが、ロッジでの各種の催事などの費用は自前の持ち寄りが原則。会費を2年間滞納すると権利停止の資格剥奪を受け、またハレンチ罪や非合法な罪に問われると追放処分される。このような裁定は内部の審判員が公平に判断し、被告はメーソン仲間の弁護人を選ぶことも可能で、民主的である。

「フリーメーソンは国家の組織に似た制度を持っています。日本グランド・ロッジは諸外国のフリーメーソンと外交関係で相互条約を交し、友好条約を結びます。日本グランド・ロッジ内部では、司法・行政・立法の三権分立機構を持っています。統轄権を持つロッジ・マスター(支部長)、グランド・マスター(本部長)も民主的に選挙されます。

各国のグランド・ロッジ間は独立国の関係と同じで平等です。日本グランド・ロッジはフィリピンのグランド・ロッジ傘下から1958年、独立しました。内部ではメンバーが除名されると傘下ロッジに回状が廻され、まあヤクザ組織と同じです。フリーメーソンの組織員は、変な意味でなくいうとヤクザ組織に似ていますが、崇高な目的があり、そこが違いますね」(安藤一夫氏。早大講師)


以下、一問一答をした。


Q.なぜ、秘密を持つのか?

A.フリーメーソンの歴史は何千年も前に始まるメーソン(石工)の口伝を起源とします。中世の職人ギルドでは、その高度な技術が財産でした。メーソンは徒弟、職人、親方の三段階で一人前になります。その当時の石工はヨーロッパ各地をめぐる渡り職人でした。そのため各地のメーソンはギルド(同業者組合)の秘密的な暗号や儀式を踏み、仲間と認めてもらい修業したのです。

一九一七年に近代メーソンが起ると、このメーソン組織の職業と思想が、近代人の精神になり、いわゆる“思弁メーソン”としてインテリやエリートの間に広まります。しかし、メーソンの秘密は残ったのです。(同)


Q.日本のフリーメーソン史について

A.幕末に横浜の居留地に英国が持ち込み、神戸、長崎の開港地に英米系のフリーメーソンが生まれます。明治維新後、伊藤博文が駐英公使の林董にフリーメーソンの何たるかを知るために英国で秘かに入社させましたが、この結果、日本では外人のみに入社を認め、日本人の入会を禁じる交渉を日本にきていたフリーメーソンと交します。だから、戦前は日本人のメーソンはいないことになっています。しかし、外国生活をした日本人が外国でメーソンになるのは自由ですから、かなりの日本人がフリーメーソンになったと思います。推測でいうと現在まで、外国のフリーメーソンに入社した日本人は千数百人はいるのではないでしょうか。

たとえば、幕末に徳川幕府によってヨーロッパへ留学させられた西周がオランダのライデン市のロッジに入会している事実があります。また津田真道(福沢諭吉らと明六社を作り、文明開化に貢献)もそうですし、他にも英語学校を開いた神田乃武(YMCAの創設者)もメーソンでした。

日本のフリーメーソンは戦後のものです。GHQのマッカーサー元帥の働きで花開き、GHQの軍人や外人を中心に昭和22年ごろから全国にロッジができました。その後、英語のできる国際的な日本人が参加し、現在、4000人、日本人がこのうち250人の規模になりました。フリーメーソンはハイソサエティな人々が多いのです。アメリカなどでも高級将校や政府の役人、外交官などが多数入ってますよ。

昭和25年に旧水交社を大蔵省より払い下げてもらい、日本グランド・ロッジを独立させました。日本人のメーソンとしては、東久邇宮(元首相)、鳩山一郎(元首相)ほか、二十人余の国会議員(経験者)がいます」(安藤一夫氏)

(つづく)

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