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2008年11月17日23時19分
●気道過敏症の原因細胞を発見=理研
 アレルギー物質の刺激により、気道が炎症を起こす気道過敏症の原因となる細胞を発見したと、理化学研究所の研究チームが発表した。気道過敏症は、アレルギー性ぜんそくを引き起こすとされ、仕組みの解明は治療薬の開発に役立つという。研究成果は17日付の米科学誌に掲載された。
 理研免疫・アレルギー科学総合研究センターの渡会浩志上席研究員(免疫学)らは、免疫機能をつかさどるリンパ球の一つ「ナチュラルキラーT細胞」(NKT細胞)の一部に現れる「IL−17RB」というたんぱく質に着目。マウスを使って調べたところ、IL17−RBが現れたNKT細胞だけが、アレルギー物質による刺激に反応し、気道の炎症などアレルギー性ぜんそくの症状をもたらすことが分かった。
 また、IL−17RBの働きを抑える抗体を投与すると、炎症が起きないことも分かった。
 度会研究員は「ヒトでもIL−17RBと同じたんぱく質があると考えられ、抗体を作れば、治療薬になる可能性がある」と話している。(了)

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