反戦な家づくり  減税なんてチョロい 無税にしても生きていけ ... | sfu9xi | sa.yona.la ヘルプ | タグ一覧 | アカウント登録 | ログイン

反戦な家づくり  減税なんてチョロい 無税にしても生きていける方法

返信
2兆円減税が、公明自民の買収・ワイロであることは前の記事で書いた。

しかし、どうせやるなら、1年間まったく完全の無税にしてみてはどうだ。
もちろん、赤字国債もゼロ。赤字どころか国債ゼロで、10兆円以上返済することもできる。

そんなカネあるはずがないだろう って?
いや あるんですね。日本には。


以前から植草一秀氏のサイトで問題にされている、外貨準備。
つまり、日本が持っているドル札。

100兆円外貨準備野放しの怪

当ブログでも書いたことがある

「景気対策」のウラは闇

これは、裏情報でも何でもない。
政府・財務省が発表して、誰でも見ることができる。
この表の、下から3番目がそう。ドルを買うための借金残高で、持っているドルに等しい。

最近10年間の年度末の国債・借入金残高の種類別内訳の推移

竹中平蔵が大臣だった間に、43兆円から100兆円に激増しているのがよく分かる。
そして、今年だけで、40兆円も増やして、140兆円になる見込みであることもよ〜くわかる。



最も医師が多いはずの東京で、またしても「拒否殺人」が起きてしまった。
もちろん、現場は殺すつもりで拒否したのではないことは当然だ。
しかし、拒否したら死ぬ可能性大 ということは分かっていたはずだ。
もっとも体制を整えているハズの病院なのだから、他は推して知るべし、ということも分かっていたはずだ。

にもかかわらず、こんなことになってしまったのは、医療の体制をつくる予算が少ないからに他ならない。
今年度、「医療の安心確保」という予算は 2,606億円だ。
ドル資産のわずかに0.26%だ。

ドルを買ってあげる予算の、1%でも国民の命のために使えば、今の4倍の体制が作れるのに。
病院に拒否されて死んだり、市立病院が入院病棟を閉鎖したりすることもないのに。



こうして、国民の犠牲の上にドルの買い支えをする日本。
その「効」あってか、ドルはかろうじて暴落を免れている。

97円に落ちたと騒がれているが、ユーロはもっとひどい。
ドルはこの1ヶ月で、円に対しては8%くらい下落したけれども、ユーロに対しては15%以上も上がっている。

別の見方をすると、ユーロは、円に対してもドルに対しても15%以上、下げている。

ドルとユーロの我慢比べで、いまのところドルが勝っているということだ。
もちろんそれは、日本が支えているからだ。

そのために政府は借金(国民の借金)をドンドン増やし、国民の為じゃなくてアメリカを助けるために使ってしまう。
その残高が、今や国家予算の2年分にもなろうとしている。



ちょっと訂正をしておかなくてはならない。

この140兆円のドル資産は、全部借金で買ったものだ。
外国為替資金証券という短期証券を借り換え借り換えしつつ、ドンドン増やしている。
完全に、サラ金雪だるま状態である。

そこに、円高ドル安で資産はドンドン目減りしている。
政府が必死で買い支えても、このトレンドは止めることはできない。

だから、本来するべきは、税金を無税にすることではなくて、ドルを減らして借金を返し、無用な支払利息を減らすことだ。
それだけでも、毎年まいとし何千億円という金が生まれる。

税金ゼロは無理でも、少しは国民の命のために使えるはずだ。

このまま行くと、日本の国家予算は、ドルのための借金地獄にはまり込み、短期証券だけではまかないきれなくなり、一般財源から補填する羽目になりかねない。
ドルが80円や70円まで下がったら、売っても借金返済には全然足りなくなる。
今でもすでにそうなっている。

一見、タックスヘブンを実現できそうな隠れ資産は、何のことはない、日本を破産させかねない時限爆弾だ。
傷の浅い内に処分しないと、えらいことになる。

自民公明に任せていたら、地獄の底まで紙くずのドル札を持って行かなくてはならなくなる。
民主党も、この問題に、明確な見解を出すべきだろう。


反戦な家づくり  減税なんてチョロい 無税にしても生きていける方法

投稿者 sfu9xi | 返信 (0) | トラックバック (0)

このエントリーへのトラックバックアドレス:
API | 利用規約 | プライバシーポリシー | お問い合わせ Copyright (C) 2024 HeartRails Inc. All Rights Reserved.