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更に3人の死刑執行、赤野光信ら中国の日本人死刑囚とは

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  更に3人の死刑執行、赤野光信ら中国の日本人死刑囚とは

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 4月5日に施行される予定の赤野光信死刑囚。
 http://www.gekiura.com/~press/akano.jpg


 餃子事件の解決と日本国内での中国人死刑囚執行、
 そして上海万博の鳩山訪中に調子づいたのか
 中国はプラス3人の死刑執行を通告してきた。

 その死刑囚とは武田輝夫、鵜飼博徳、森勝男の3人。
 いずれも4月9日に執行予定だという。


 ・武田輝夫

 中国初、執行猶予なしの日本人の死刑を受けた
 愛知県名古屋市出身の元暴力団員。
 1995年に発生した八王子3人射殺事件に関与したと
 暴露。昨年9月、日本から捜査員が派遣され
 事情聴取を受けるも特段手がかりなし。

 覚醒剤密輸グループの元締め。
 2000年より日本人、中国人混合の強盗団を結成。
 このグループによる被害額は6億と言われている。
 窃盗、強盗傷害容疑で指名手配される直前の
 2002年中国へ逃亡。
 2003年6月、大連で中国人から覚醒剤5kg、
 別の中国人から覚醒剤15kgを購入、その後18kgを
 運び屋の日本人ら5人に小分けして渡した。
 2004年6月、広東省のホテルで覚醒剤約3.1kgを所持、
 逮捕。2007年1月大連市中級人民法院死刑判決、
 2007年8月大連市省高級人民法院控訴棄却、死刑確定。
 現在大連市看守所に収監中。


 ・鵜飼博徳

 上記武田輝夫の共犯。武田から受け取った覚醒剤を日本へ
 密輸しようとして発覚、逮捕。
 2006年12月大連市中級人民法院死刑判決。
 2007年8月大連市省高級人民法院控訴棄却、死刑確定。
 現在大連市看守所に収監中。


 ・森勝男

 福島県相馬市出身。上記武田輝夫と直接の共犯関係はないが
 密輸グループの末端運び屋。2003年7月桃仙国際空港で
 関西空港行きの中国南方航空機に搭乗前、ビニール袋5個に
 分けて詰めた覚せい剤1.25kgを腰ベルトに隠しているところを
 見つかり現行犯逮捕。この覚醒剤は武田が仕入れた物だと
 言われている。同乗しようとしていた共犯者は逃亡。
 
 森は元暴力団でも特段アウトローでもなく無職の定年退職者。
 退職後の生活費に困り、日本で密輸のバイトを持ちかけられ
 報酬約30万円で請け負っていた。裁判で起訴事実は認めていたが
 密輸事実は未遂で末端の運び屋であることを主張、
 減刑を求めて控訴したが棄却され死刑が確定していた。
 また一審での死刑判決後、瀋陽の日本総領事館担当者から
 減刑嘆願書について面会を受けたが、そのまま放置された。
 当時の川口外相は支援する意向を表明していたが
 日中関係の悪化などを理由に進展しないまま死刑確定。

 2004年2月瀋陽市中級人民法院死刑判決、
 2007年10瀋陽市省高級人民法院控訴棄却、死刑確定。


 現在中国国内での日本人死刑囚は先に執行通告された赤野と
 この3名のみ。

 中国の執行方法は銃殺刑が基本、まれに薬殺刑も一部で
 導入されつつあるがめったにないという。
 なぜならば、その遺体は臓器移植に使用されたり
 「人体の不思議展」人体標本に使われる事があるからだ。
 これらの「リサイクル」に本人の意志はなく、
 その遺体は一体300元。

 大連医科大学に運び込まれた遺体を人体標本に利用する医師
 ※ 画像注意 ※
 http://hiyo.jp/02

 日本人死刑囚の遺体が人体標本にされ
 「人体の不思議展」で里帰り、という悪夢も中国なら
 起こるかもしれない。


@ふりめ

投稿者 sfu9xi | 返信 (0) | トラックバック (0)

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