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モダンジャズ界のパトロン・ロスチャイルド家の令嬢 ニカ男爵夫人:Birth of Blues

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昨晩のテレビでスウィングガールズがOAされたのでジャズ関連。
映画OAの前日に配信された村上龍さん主宰メルマガJMMより、文章は長いけど音楽ファンなら非常に楽しめる内容かと思いますので、ご紹介。

ニカとかニダの「ニカ」じゃないので念の為。
ジャズ界のパトロンだったロスチャイルドの娘の話です。
ひーちゃん得意のユダヤ陰謀論でもありません ><
(彼の手に掛かると、ジャズ文化の隆盛はメリケンの放蕩を画策する獣一種の陰毛かな)

http://www.evene.fr/celebre/biographie/pannonica-de-koenigswarter-26013.php

Pannonica de Koenigswarter - EVENE via kwout

このタイトルを読んで即座にだれのことかわかる読者は、相当なジャズファンではないかな。

ニカ男爵夫人は、Baroness Pannonica " Nica" de Koenigswarter といい、50、
60年代、すなわちモダンジャズの最盛期にジャズメンたちのパトロンだった女性で
あります。彼女は1988年の11月30日にニューヨークで亡くなった。ちょうど
今月で没後20年になると聞いて懐かしくなり、モダンジャズ・ファンのわたくしと
しましては、彼女についてひとこと評伝風に書いてみたい。それが今回の主旨であり
ます。

ニカ夫人はブルジョア階級の出身であり、そしてユダヤ人であり、かつ白人の女性
であった。そのことを抜きに彼女のことは論じられないように思います。彼女はジャ
ズメンの保護者としてマザー・テレサのような「聖女」にまで高められたと同時に、
スキャンダラスな女だったと切り捨てられもした。実際、アメリカのゴシップ・タブ
ロイド紙は、彼女を「黒人ジャズメンとたわむれる白い金持ちオンナ」として貶めた
扱いをしていたのであります。では、どちらがほんとうのニカ夫人であったのか。

ニカ夫人は、銀行家の富豪シャルル・ロスチャイルド(というのは湯桶読みか。
シャルルとフランス語でいうならば性の方もロートチルドでなければいけませんね)
の娘として、1913年にパリで生まれた。つまりロスチャイルド財閥の出目であり
ます。フランスの軍人で外交官でもあったジュール・コーニグワルター男爵(こちら
もユダヤ人)と結婚したので、男爵夫人を名乗ることになった。

ニカ夫人がどのようにしてジャズの洗礼を受け、黒人のジャズメンの支援を始めた
かについては、よくわかっておりません。いろいろな解釈がされてきたが、そのひと
つにこういう説明があります。

第二次世界大戦がはじまり、夫のジュール男爵は軍人として戦地へ赴くのですが、
応呼する際、妻に手紙と地図を書き、「ドイツ軍がここまで攻めてきたら逃げなさい。
家族を連れてイギリスへ行きなさい」と指示するのです。ドイツ軍はまたたく間に
「ここまで」やってきて、それで彼女は家族を連れてフランスからイギリスへ逃げる
のですが、男爵の母親だけはドイツは乱暴なことはしないはずですと言って屋敷にと
どまった。ですが、やってきたドイツ軍は母親を連行し、彼女はアウシュビッツで命
を落としたのであります。

ホロコーストを生き延びたユダヤ人の苦渋が、差別され続けてきたアメリカ黒人へ
の共感となって、彼女は黒人ジャズメンのパトロンになったのだという説である。
ちょっとステレオタイプ的で雑駁な解釈だと思いますが、彼女はたしかに才能のある
不幸な黒人ジャズメンを、心底からかばいつづけたのであります。

もうひとつの説明は、彼女がヨーロッパ人だったからジャズへの理解が純粋だった
のだという意見であります。

そもそも、モダンジャズはアメリカの芸術でアメリカで発展したアメリカ的な芸術
ではあります。ジャズの歴史書は、どれもだいたいアメリカ文化史のようなアプロー
チでジャズの歴史を論じている。それはそれで正しいアプローチではありましょうが、
50年代、60年代(さらにはアメリカでジャズが瀕死の状態にあった70年代に
も)、モダンジャズはじつはヨーロッパのおおくの都市において、燦然と光を放って
いたのであります。

たとえば、パリのサンジェルマン界隈、ストックホルムの「ナーレン」、コペンハ
ーゲンの「クラブ・モンマルトル」、ロンドンの「ロニー・スコット」など、「ヴィ
レッジゲート」「ヴレッジヴァンガード」のようなマンハッタンの老舗ジャズクラブ
に劣らないプレイヤーのラインアップを敷いていたし、ミュージシャンたちもそれら
のクラブで優れたライブ盤をだしてもいるのであります。

大昔、プラハに仕事で行った時、「モーツアルト・カフェ」という名のクラブに案
内されたことがあったが、ここでは Eine Kleine Nacht Music ではなく、オーネッ
ト・コールマン式の、あるいはアート・アンサンブル・オブ・シカゴ風のアヴァン
ギャルドジャズが元気に演奏されていたのであります。1970年代のことで、チェ
コは共産主義の采配下にあったが、ヒップな連中は地下に潜って、本国でもマイナー
になってしまった前衛ジャズをもう10年以上もやり続けてきていたのだと聞きまし
た。

欧州でジャズが活況を呈したことについてはいろいろな理由が考えられますが、ひ
とつに人種差別を嫌った黒人ミュージシャンたちがあの時代、大挙ヨーロッパへ引っ
越していったということがある。60年代にヨーロッパに住んだジャズメンをあげる
と、それだけでビバップ名鑑ができてしまうくらいであります。サックスのデクスタ
ー・ゴードン、ベニー・ゴルソン、ジョニー・グリフィン、ピアノのバッド・パウ
ウェル、エロール・ガーナー、デューク・ジョーダン。ドラマーではケニー・クラー
ク、エド・シグペン・・・

つまりヨーロッパでは、アメリカにいたらとても簡単には聴けないような一級のプ
レーヤによる本格的なジャズが、あちこちで聴けたのであります(彼らがもし日本へ
逃げてきていたら、日本のジャズシーンはもっと別の発展を遂げておもしろくなって
いたかもしれませんね。日本のジャズが世界に飛躍するのは、ソニーがCBSコロン
ビアレーベルを買い取った1970年あたりまで待たなければなかったわけですね)。

それから、映画の影響もおおきくあった。とくにフランスでヌーベルヴァーグとよ
ばれた映画作家たち(ルイ・マル、フランソワ・トリュフォー、フィリップ・ドブロ
カたちですな)は、好んでモダンジャズをつかった。既存の曲を使うこともあれば、
書き下ろしのジャズ曲も映画のなかで鳴っていたのであります。

ロジェ・バディムという、一時ジェーンフォンダの旦那でもあった監督のつくった
「大運河」という映画では、モダンジャズカルテットの「ゴールデンストライカー」
という曲がテーマのようにながれ、「エヴァの匂い」ではジャンヌ・モローがくりか
えしビリー・ホリディのレコードをかけていた。「墓に唾をかけろ」とか「危険な関
係」などのハードボイルドものではアート・ブレーキーとジャズメッセンジャーズが、
クラブで演奏しているそのままが使われていたのであります。

ルイ・マルのデビュー作「死刑台のエレベーター」では、マイルス・デヴィスが映
画の全編を通して、アドリブでトランペットを吹き続けました。
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starマイルス・ダンディズムの極致
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「死刑台のエレベーター」は、今見ても傑作なミステリー映画であります。かいつま
んで紹介しますと、ある男(モーリス・ロネ)が会社の上司を殺害しようとする。窓
を伝って社長室に忍び込み、殺人に成功したあと、待っている恋人(ジャンヌ・モロ
ー)に逢いにいくのですが、オープンカーの座席に座ったとたん,彼は証拠を残して
しまったことに気がつく。それでまた殺人現場まで戻るのですが、証拠を片付けてエ
レベーターで下りてくる途中、夜警がエレベーターの電源を切ってしまう。彼はエレ
ベーターに閉じ込められてしまうのです。

そのあいだ、彼が道ばたに停めていたオープンカーは街の不良カップルに盗まれて
しまう。カップルは盗んだオープンカーに乗り、夜のデートを楽しみながらモテルに
着くのです。ところがふたりはそのモテルに泊まっていた老人夫婦と口論をはじめて
しまい、あげくのはてに、夫婦を殺してしまうのです。彼らは逃走するが、自動車は
残されたまま。そこで警察はオープンカーの持ち主であるモーリス・ロネを尋問する
ことになる。

彼にとって老夫婦の殺人はまったくの濡れ衣であるが、ではアリバイはあるのかと
言われると、彼も別のところで殺人を犯していますから、アリバイを話すわけにはい
かない・・・。そういうよくできたミステリー映画でありましたが、ストーリーの背
後にモダンジャズがずっと流れているのであります。
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star超一級サスペンス
starマイルスのトランペット、ルイ・マルの演出、モーリス・ロネとジャンヌ・モローの演技、全てが完璧に繋がって、、、。
star傑作です

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あ、そうだ、それで思い出したことですが、エレベーターに閉じ込められたモーリ
ス・ロネは、真っ暗闇のなかで脱出しようといろいろやってみる。ポケットからガス
ライターをだしてあたりを照らしてみるのですが、当時、ガスライターはまだ珍しく、
とても高い品物で、ルイ・マルはこういう小道具にうまく凝っているなあと思ったも
のでありました。

マイルス・デヴィスは譜面も書かないまま、フィルムのラッシュを見ながら、最初
から最後まで即興で吹きつづけたのですが、これもいまは伝説となった話である。

つまり、ヨーロッパは人種差別という色眼鏡を通すことなく、きわめて純粋にジャ
ズをあたらしくかっこいいアートとして取り入れ、楽しんでいたのでありまして、
バップがアメリカで死に絶えることなく、ジャズのスタイルとして生き延びられたの
はヨーロッパのおかげではないか、とさえわたくしは思ってしまうのであります。
ジャズ史をアメリカからだけでなくヨーロッパも並行してひろく論じてみたら、なに
かあたらしい発見がでてくるのではないか。

さて、ニカ夫人は、彼女のジャズクラブ通いと黒人ジャズメンとの付き合いが、夫
である男爵の好みとロスチャイルド家の家風に合わず、夫婦は別居することになり、
1951年に彼女はニューヨークへ引っ越ししていきます。パークアヴェニューの高
層アパートに住み、誰にも気兼ねすることなくジャズクラブ通いを始めるのですが、
このあたりから彼女は困っているミュージシャンに会うと(モダンジャズは着実に発
展し、すばらしいレコードがどんどんつくられていたのに、ジャズメンはほとんどみ
んな生活に困っていた)、お金を融通したり、自宅へ連れてきては食事をさせたりす
るようになる。

そのことで彼女がどれだけ彼らに感謝されていたかは、彼女の名を冠した曲の数か
らも知れるのであります。ざっと書き並べるでけでも、「Nica's tempo」(ジジ・グ
ライス)、「Nica」(ソニー・クラーク)、「Nica's dream 」(ホレス・シルバ
ー)、「Tonica」(ケニー・ドーハム)「Blues for Nica」(ケニー・ドリュー)
「Thelonica」(トミー・フラナガン)そしてセロニアス・モンクの「Pannonica」な
どなどであります。つまり、50年代ニューヨークで働いていたジャズメンは、ほと
んどみんな彼女の世話になったようなわけですが、なかでもチャーリー・パーカーと
セロニアス・モンクへの支援は伝説的であります。
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チャーリー・パーカーの晩年が音楽的にも人間的にも悲惨だったことはよく知られ
ております。パーカーの最後のステージは、ディジー・ガレスピー、チャーリー・ミ
ンガス、バッド・パウウェルという、ビバップジャズのベストコンボだったのですが、
パーカーはすっかり麻薬にやられていてよれよれになっており、演奏などとてもでき
る状態ではなかった。ステージに立つと数音吹いただけでおりてしまう。ガレスピー
が彼を引き戻すのですが、そのあいだにこちらもよれきっていたピアノのバッド・パ
ウウェルがいなくなってしまう。ミンガスだけがひたすらベースを引き続けるのです
が(ベーシストというのは損な役割ですね。演奏中はなにがおこっても舞台を離れる
ことができないのです。デューク・エリントンの日本公演のとき、アルトサクスの
ジョニー・ホッジスがソロを終えると袖に引っ込み、しばらくしてズボンを直しなが
ら戻ってきて聴衆の顰蹙をかったことがありましたが、ああいうことはベーシストと
ドラマーにはできないことであります)、彼もカンカンである。「おれは奴らとは違
うんですよ。おれだけがまともなんですよ」と舞台の上から叫んだと、ジャズ史の本
に書いてあり、クリント・イーストウッドが監督した「バード」というパーカーの伝
記映画にもそのシーンが哀れに描かれておりました。
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starチャーリーパーカーの苦悩をこの映画で知りました。

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その晩のパーカーはギグのあと、すっかり沈みこみ、うつろな顔をして街を歩き
回ったという。別の説では地下鉄に乗ってマンハッタンをぐるぐるまわっていたとい
うことになっていますが、最後にたどり着いたのが、ニカ夫人のアパートでありまし
た。

そしてチャーリー・パーカーは夫人のアパートに居続けたまま1954年に死んだ。
というわけで、パーカーの死を看取ったのはニカ夫人だったのですが、よれよれの黒
人がニューヨークの最高級アパートで死んだということで、ニカ夫人はゴシップジャ
ーナリズムの格好の餌食になったのであります。そのことが(というか、そのことも)
原因で、別居していた夫妻は離婚に至る。そして彼女は実家のロスチャイルド家から
も追放されてしまう。

ニカ夫人は、メリー・ルー・ウイリアムスという女性ピアニストに、パリのクラブ
でセロニアスモンクに紹介される。マンハッタンに戻ってからモンクとの付き合いが
始まるのですが、関係は複雑でありました。

モンクにはネリーという妻がいたが、そこにニカ夫人が入り込み、奇妙な三角関係
が始まるのです。モンクは「黄昏のネリー」という曲を書くほどの愛妻家でありなが
ら、ニカ夫人は彼の代理妻みたいな役割も果たした。

モンクが麻薬容疑で演奏許可証を取り上げられるとニカ夫人が出て行って罰金を払
い、許可証を取り戻してくる。そして医者や病院を(自費で)手配してモンクのリハ
ビリを助けるのです。彼ら一家がすっからかんになったときには、家族ごと自分のア
パートに住まわせたりもした。

あるとき、モンクと夫人が郊外をドライブしていて、自動車がパトカーに止められ
たことがあった。そのときモンクの荷物の中から少量のマリワナがみつかってしまっ
たのだが、そのときニカ夫人は「これはわたしのよ」と言って、モンクの代わりに牢
屋に入ったりもしたのであります。

そして、モンクも家族のもとでなく、ニカ夫人のニュージャージーの自宅で死去し
ています。
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starモンクそのものをそのまま味わえる感じです。
star内面の宇宙
starソロこそモンクの真骨頂

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どのエピソードも単なるファンの「追っかけ」をはるかに超えたエピソードである。
だが、ニカ夫人は純粋にモンクのピアノ(リズムがはずれたようにポツポツと弾く。
あまりにリズムを逸脱する弾き方なので、マイルスなどは「オレが吹いている時はう
しろでピアノを弾くな」と厳命したくらいである)とモンクという人物を尊敬してい
たことは確かなようで、モンクの「Criss Cross」というアルバムには解説を書いて
もいます。

ニカ夫人の書いたものに、「三つの願い」という聞き書きがあります。1961年
にフランスで出版されたもので、 Les musicians de jazz et leurs trios voeux と
いう。わたくしはずっと昔に読んだので詳しいことは忘れてしまいましたが、ジャズ
メンがいろいろな願いごとを言っていて、「もっとうまくなりたい」「楽器がうまく
吹けたらいい」という正統な希望から、「ひとびとがもっとお互いに理解しあえたら
いい」とか「タイムマシーンに乗って良き時代に移動したい」など、差別される側の
願いを多くのミュージシャンが言っていた。「チキンが腹一杯食べたい」という願い
もあったと思うが、彼らの境遇の正直な発露であります。

その「三つの願い」の英語復刻版が2年前、再発売されています。復刻版は、解説
を「ヴィレッジ・ヴォイス」誌の評論家ゲーリー・ギディンズ氏が書き、そしてニカ
夫人の姪にあたるハンナ・ロスチャイルドさんが序文を書いたということであります。
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Gary Giddins Pannonica De Koenigswarter Nadine De Koenigswarter


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彼女は最近もBBCがつくったニカ夫人のドキュメンタリーの監修もしたということ
ですが、すなわちロスチャイルド家は、パノニカが死去して20年経ったいま、姪の
仕事を通じて異端児と和解し、家族の一員として受け入れたようなのであります。

モダンジャズ界のパトロン・ロスチャイルド家の令嬢 ニカ男爵夫人:Birth of Blues

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