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奈良妊婦死亡訴訟、棄却のウラ

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    奈良妊婦死亡訴訟、棄却のウラ

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 奈良で妊婦がたらいまわしにされ死亡した町立
 大淀病院事件。
 分娩中に激しい頭痛、意識喪失、かかりつけ医は
 対応可能な病院を探すも19もの病院で拒否。
 意識喪失から6時間後、大阪の病院に運ばれるも
 8日後に死亡。

 死亡した妊婦の夫は大淀病院を相手に
 民事訴訟を起こしたが3月1日棄却の判決が出た。

 この二つの事柄だけを見ると悲劇的な事件だが・・
 報道されないウラがある。

 まず亡くなった妊婦は野良妊婦・・
 (出産時まで産婦人科にかからず飛び込み出産する
 妊婦)ではない。大淀病院がかかりつけであり、
 定期検診にも通っていた。

 しかし・・

 ・肥満による妊娠中毒症について説明受けており
  入院をすすめられていたのにも関わらず
 「誰がご飯の準備をするのか」という家族の反対で入院せず

 ・妊婦の親族に訴えた病院に在籍していた元婦長がおり
  もともと産婦人科医との関係がよくなかった。
 

 ・陣痛がきた時、自宅に家族がいるにも関わらず
  妊婦に運転させて病院へ


 ・夫は分娩中にビデオ撮影


 死亡後・・・


 ・病院側が最終的になくなった病院のカルテをもらって
 きてくるように遺族に依頼すると了承。しかし
 次回の交渉期日をガードマンのシフトがあるからと
 2度すっぽかし、いきなり提訴。

・出産した先の病院の医師が、その後の子どもの成長が
 気になるので診断を打診するも行かない。



 そして・・亡くなった妊婦の10才年下の夫、元とび職で当時無職。
 (現在は警備員)夫の講演会の主催は・・(以下参照)
 http://www.gekiura.com/~press/nara.jpg


 大淀病院訴訟事件 証人(夫)尋問より

  被告側弁護士(米):お父さんのご職業は?
 高崎氏:……なんで言わないと駄目なんですか?
 被告側弁護士(米):どうしても言いにくいのなら別に良いですが。
 高崎氏:……建築業です。
 被告側弁護士(米):かなり有力な方ですよね?
 高崎氏:そうなんでしょうか。
 被告側弁護士(米):それ聞いたのは、大淀町議会議員の一部の議員が、
           町議会は議会で早く謝罪しろと強硬に
           おっしゃったときいているんです。
           そのことについて知っていますか?
 高崎氏:僕にはわかりません
 被告側弁護士(米):お父さんならご存じですね?
 高崎氏:そうかもしれません。

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 原告側弁護士:9月1日、産婦人科医先生と師長さんがお悔やみに
        こられましたよね。「子供の養育費を払え」とか
        「病院をめちゃめちゃにしてやる」といって胸倉を
        つかんだというのは事実ですか?
 高崎氏:お悔やみではなく、ミスを謝りに来られるということで
      私たちは理解していたので。そうではなくて
      お悔やみだときいて。。。「全財産を使ってでも裁判に
勝ってやる」といった覚えはありません。胸倉をつかんだと
いうこともないと思います。 でも、父が先生の両肩をもって
ゆすって「ミスやったんでしょ!?」と言った。
胸倉をつかんだという記憶はありません。

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 病院側弁護士:10月10日の話合いには私も参加していましたが、
        本件が報道される前の話ですが、国循のカルテ開示は
        御家族でないとできないので、そちらからカルテや
        CTを取り寄せていただいて、その後お話しする予定
        でしたよね。約束しましたよね?私どもは
        お待ちしていたのですが、国循から資料を取り寄せする
        努力はしていただいたのでしょうか?
 高崎氏:えっと、それは。。。先生にお願いしたのですが。。。。
病院側弁護士:原告側弁護士のことですか。
高崎氏:はい。
病院側弁護士:手続きしていただいたかどうか質問しているのですが。
高崎氏:・・していません。

病院側弁護士:10月17日でしたか、ある日突然報道がでましたよね。
        報道とはいつごろから連絡を?
高崎氏:報道の3日前にいきなり新聞記者が来て、私を指名して、
     いらっしゃいますかと。 ボクは何か分からなかったので
     「留守です」と答えました。その話をすると父が
     「名刺だけもらっとけ!」と言われたので、追いかけてって
     名刺だけもらってきて。 一回話をして。そうしたら次の日に
     新聞に出ました。
病院側弁護士:病院との約束を結果的に反故にしたわけですね?
高崎氏:はい。
病院側弁護士:先週ね、国循にみんなで揃っていって産婦人科の先生と
        脳外科の先生にお話をきいてきました。でもあなたは
        こなかった。どうしてですか?
高崎氏:・・・・仕事が入っていまして。。。。特別な仕事で。
病院側弁護士:一ヶ月以上前から予定日は決まっていたはずです。
        予備日もあったはずです。シフトを変えてもらったり
        できなかったのですか?
高崎氏:・・・・仕事の日にちはかえられないものと私は認識していました。


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 そして今、事件の舞台となった大淀病院は産科を閉鎖。
 奈良県南部から産科が消滅。奈良県は女子人口10万人あたりの
 産婦人科、産科の数が全国最少となっている。
 

@ふりめ

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